がん保険 定期・終身タイプ比較
がん保険には2種類の保険期間があります。
定められた一定期間を保障する「定期」タイプと、一生涯保障される「終身」タイプです。こちらでは2つの違いを説明しています。
定期タイプの特徴
自分が定めた期間のみ保障を確保できるタイプです。がん保険の場合、5年や10年といった期間が多いです。終身に比べ、加入当初の保険料を安く抑えることができるうえ、少ない負担で大きな保障を得られます。更新の度にライフプランに合わせて保険の見直しができるのも特徴です。
解約払戻金のある商品の場合は解約払戻金がありませんし、あっても少額です。更新の度に保険料が上がっていきます。
終身タイプの特徴
保険期間を定めず一生涯にわたって保障が続き、それに伴い保険料も一生涯払っていきます(商品により60歳・65歳払込あり)。月々の保険料は加入時の金額のままです。保障が一生涯なので、老後も安心できます。
加入時のプランのまま継続されるので、保障内容の変更ができません。年数が経つほどに保証内容が陳腐化する恐れがあります。
がん保険 定期を進める理由
現状の市場においては「終身」のほうが売れているそうです。「保険料がずっと変わらない」「保障が一生涯なので老後も安心です」というアピールポイントがあるからでしょう。
しかし、今後商品の差別化競争は激化していくと思われます。数年おきに新商品が登場する中、数十年先の保障の分まで保険料を負担する「終身」タイプを選ぶ必要はないと思います。医療技術の進歩を見据え、1円でも安い保険に入り、時々切り替えるといったやり方がベストではないでしょうか。
定期をすすめる理由の一つに、加入者の多くが定期タイプを選ぶことにより、各保険会社の価格競争が生まれることです。それは将来的に私たち消費者にとって望ましいことではないでしょうか。
保険料が安く、充実した保障がある「定期」を利用するのが現実的だと思います。働き盛りの方は保険料を抑えた定期で保障し、後々は保険に頼らず貯蓄で治療費を補うのが理想ではないでしょうか。
定期型 がん保険一覧
保険会社 商品名 |
保険タイプ 保険期間 |
主契約 |
---|---|---|
アクサ生命 |
定期タイプ 10年 |
手術給付金・特定手術サポート給付金・放射線治療給付金・化学療法給付金・緩和療養給付金 |
アメリカンホームダイレクト |
定期タイプ 10年 |
診断給付金(上皮内がん同額)
入院給付金 |
セコム損保 MEDCOM |
定期タイプ 5年 |
診断給付金(上皮内がん同額)
がん治療にかかった費用を補償 |
チューリッヒ生命 |
定期タイプ 10年 |
診断給付金(上皮内がん1割)
入院給付金・手術給付金・退院療養給付金・通院給付金 |
ネクスティア生命 |
定期タイプ 10年 |
診断給付金(上皮内がん同額)
入院給付金 |
東京海上日動あんしん生命 がん治療支援保険 |
定期タイプ 10年 |
診断給付金(上皮内がん同額)
入院給付金 |
三井住友海上あいおい生命 新がん保険α |
定期タイプ 10年 |
入院給付金
手術給付金 |
おすすめ定期がん保険
保険商品は安い買い物ではありません。自分に合ったがん保険を調べてみても「難しくてわからない・・」、「これでほんとに大丈夫かな・・」とう不安になります。
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