がん部分別 平均治療費
胃がん
胃がんの治療方法は、早期がんの治療から順に【内視鏡治療・縮小手術・定型手術・拡大手術】となっています。
治療方法 | 治療費 | 自己負担 |
---|---|---|
内視鏡的粘膜切除術(EMR)
内視鏡的粘膜下層剥術(ESD) |
752.000円
884000円 |
225.600円
265.200円 |
縮小手術 (定型未満)
|
1.587.000円 |
476.100円 |
定型手術 「3分の2以上切除」 (全部あるいは3分の2) |
1.961.000円 |
588.300円 |
拡大手術
|
2.330.000円 |
699.000円 |
胃がん ステージ別 治療詳細
こちらでは胃がんの進行度によって行う治療方法とそれに伴う治療費を説明しています。
進行度Ⅰ期 状態
(A)
- リンパ節転移がなく、粘膜下層にとどまっている。
(B)
- リンパ節に転移がないが、筋層または漿膜下層まで浸潤している。
- 胃に接したリンパ節に転移があるが、粘膜下層までの浸潤。
内視鏡的粘膜切除手術(EMR)
内視鏡の先からワイヤーを出し、がん部分を焼き切る治療。
治療費総額 752.240円
内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)
内視鏡の先からワイヤーを出し、がんと周りの一部粘膜をはぎ取る治療。
治療費総額 884.340円
縮小手術(定型未満)
胃全体の3分の2未満を切除し、同時に胃の近くのリンパ節の一部を切除する治療。
治療費総額 1.587.062円
腹腔鏡手術
腹部に数カ所穴をあけ、そこから小さなカメラとメスを入れてがんを切除する治療。
治療費総額 1.593.642円
定型手術「胃3分の2以上(全部あるいは3分の2)切除」
胃の3分の2以上と近くのリンパ節を切除する治療。
治療費総額 1.659.578円
胃がん Ⅱ期ステージ 治療法と治療費
進行度Ⅱ期 状態
- リンパ節転移はないが、漿膜を越えて胃の表面まで浸潤している。
- 胃に接したリンパ節に転移があるが、筋層または漿膜下層までの浸潤。
- 胃に流れ込む血管に沿ったリンパ節に転移があるが、粘膜下層までの浸潤。
定型手術「胃3分の2以上(全部あるいは3分の2)切除」
胃の3分の2以上と近くのリンパ節を切除する治療。
治療費総額 1.961.378円
定型手術・再発予防薬物療法
胃の3分の2以上と胃の近くのリンパ節を切除後、再発予防目的で経口の抗がん剤を1年間服用する治療。
治療費総額 2.936.688円
胃がん Ⅲ期ステージ 治療法と治療費
進行度Ⅲ期 状態
(A)
- リンパ節転移はないが、胃の表面に出て、他臓器(結腸や膵臓)まで浸潤。
- 胃に接したリンパ節に転移があり、漿膜を越えて胃の表面まで浸潤。
- 胃に流れ込む血管に沿ったリンパ節に転移があるが、胃の表面に出ずに、筋層または漿膜下層までの浸潤。
(B)
- 胃に接したリンパ節に転移があり、胃の表面に出て、他臓器(結腸や膵臓)まで浸潤。
- 胃に流れ込む血管に沿ったリンパ節に転移があり、漿膜を越えて胃の表面まで浸潤。
定型手術「胃3分の2以上(全部あるいは3分の2)切除」
胃の3分の2以上と近くのリンパ節を切除する治療。
治療費総額 1.961.378円
定型手術・再発予防薬物療法
胃の3分の2以上と胃の近くのリンパ節を切除後、再発予防目的で経口の抗がん剤を1年間服用する治療。
治療費総額 2.936.688円
拡大手術
胃の切除に加え、その周辺の臓器の一部も切除する治療。
治療費総額 2.330.300円
胃がん Ⅳ期ステージ 治療法と治療費
進行度Ⅳ期 状態
- 遠くのリンパ節に転移があるか、肝臓、肺、腹膜などに遠隔転移が認められる状態。
薬物治療
切除は行わず、経口抗がん剤と注射抗がん剤を同時に用いる治療。
治療費総額 2.833.610円
症状緩和のための手術
食べ物や水が通るように、胃の一部を切除したり、胃と腸を結びつける回路(バイパス)を作る手術。
治療費総額 912.988円